小さな変化が大きな変化に変わっていった話し
商業高校を卒業した時は何も無かった、簿記の資格は取れずプログラミング(java)は全く分からず、履歴書に書ける資格は一切なし。
やりたい事も無いまま、親に言われるがままに公務員を目指すが全くモチベーションは上がらず専門学校も僅か2ヶ月で退学した。
その後はダラダラとバイトをしながら自分は何をしたいかを考えていた。
その時気付いたことは、
知っていることが少な過ぎるでした。
取り敢えず本屋に行き職業一覧の本を何冊か見つけて、商業、工業、医療の職業を一通り見て一番興味を持ったのが、臨床検査技師でした。
臨床検査技師は医療の分野を広く学べて、色々な検査を行うことができる。研究職にも就ける可能性がある。色々出来るって面白そう何じゃないか!
というのが、臨床検査技師という職業との出会いでした。
臨床検査技師は国家資格なので大学や専門学校で必要な単位を取得する必要があります。必要な単位を取得後、年1回の試験を合格すれば、晴れて臨床検査技師です。
あまり聞きなれない職業ですが、単位が取得できる大学や専門学校は結構ある感じでした。
中には夜間に学校に通っても必要単位が取れるところもありました。
大学に入ってからは朝から晩まで勉強漬けです。
入学当時は80〜90人いた生徒も勉強を継続できない人、進級するための必要単位を取れない人などで最終的に卒業できたのは半分くらいでした。
その中で国家試験に合格できたのは8割くらいだったと思います。
私はなんとか、1回で合格し現在は臨床検査技師としてお仕事しています。
臨床検査技師の話もしてきましたが私の経験から言えることは、やりたいことが見つからない、何をしていいかわからない人は幅広い分野から職業を調べてみて下さい。
意外なところから自分のやりたい職業が見つかるはずです。
これだ。というものがなくても、この職業は何をする仕事なの?どういう所に就職するの?という疑問が生まれます。その疑問を1つずつ解決していきましょう。
今はスマホでその職業を調べれば何でも出てきます。
これで何を調べていいかわからないが解決です。
目指したい事が出来たらあとはそこに対して邁進です。
大学や専門学校に行くならば勉強が必要になります。
職業訓練施設に行くことだってあります。
ユーキャン等で資格を取れることだってある。
ここにきて、スタートを切ることができます。
スタートさえしてしまえばきっとうまくいきますしうまくいかなくても、経験になります、試行錯誤することだってできます。
私は元々、勉強はできない人間でしたがこの試行錯誤を繰り返しながら勉強をして国家試験を合格できました。
最初は本当に小さな変化でした、本屋に行き職業一覧から臨床検査技師を見つけただけです。ここで覚悟を決めて行動したからこその今です。
行動を起こすことは大変ですが行動すれば変化は必ず起きるものです。
自分なりに小さくても行動し何かが変化すればそれは成長に繋がっていきます。
「今日を変えれば、明日は変わる」
小さくても何かを変えてみるのはいかがでしょうか?
ここまで読んでいただきありがとうございました。